27歳、男性、「~だといいな」はそうならないジンクス
私は、長崎県在住のランサーで、昨年まで東京消防庁に勤務していた者です。
私が所属していた東京消防庁は、人の命を救うという特殊でストイックな業務内容ですので、毎日ピンと張りつめた緊張感の中で仕事をしていました。
それは、いつまで経っても慣れることはなく、消防吏員一人一人がこれから来るであろう災害に備え、緊張感を持って仕事をしていました。
勿論、私もそうでしたし、そうなった理由もあります。
ある日私は、「今日は災害がなければいいな」と考えてしまった日がありました。
その当時の私は、担当業務である超過勤務手当の確認作業に追われ、災害に出場している時間などない程でした。
しかし、そんな私の淡い願望も虚しく、その日は最寄駅の人身事故による救助活動が2件発生し、災害事務処理で徹夜することになりました。
このようなことは多々あり、「今日は平和な1日であってほしい」と願えば災害出場は多くなり、「今日は何だか忙しい1日になりそうだ」と腹をくくっていたら、何もない1日で拍子抜けしたりしていました。
そこで私はこう思ったのです。
人間は油断している時に災難に巻き込まれやすいのではないかと。
こうして、私は毎日の勤務に緊張感を持ち、どんな災害でもかかってこいという気持ちで勤務することになったのです。
するとどうでしょう、1年前は4件も発生していた管内の延焼火災がその年は何と0件で、焼損床面積は0平米でした。
この記事を読んでくださっている皆様も、このような不思議な体験をした方はいらっしゃいますでしょうか。
私は、上記のような経験をもとに、常に最悪のケースを想定し、決して油断せずに行動することを心がけるようにしています。
そうすることで、不思議と最悪のケースというものは、どこかへ行ってしまうのです。
勿論、そうでない時もあるでしょうが、油断していた時と比較して、危機に直面した時の対応も良くなってきます。
皆さんも、「~だといいな」と油断せずに、生きてみてはいかがでしょう。
34歳女 朝起きたらまずトイレ掃除
30代主婦です。
私がハマっているジンクスは、「毎朝、起きたらまずトイレ掃除をすると気持ちよく過ごせる」です。
主婦なので、掃除洗濯は毎日のこと。
正直、トイレ掃除も特別なことではありません。
が、夫は基本的に家事をしませんので、私が掃除をしなければ部屋は勝手に綺麗になることはありません。
そんな日々のモヤモヤ?というか、なんで私ばっかり?というような小さなトゲトゲした気持ちを、トイレ掃除はなぜかすっきりした気持ちにさせてくれるんです。
当然、毎日掃除をしていれば、そんなに汚れることもありません。
なので、何も毎日やらなくてもいいのでは?と思わなくもないのですが、これが違うんです。
やっぱり「朝起きてまずやる」ことで、爽快感を得ることができますし、「よーし、今日もやるぞー」というように気持ちが勢いづくといいますか、やる気が出て1日のスタートが気分の良いものになるんです。
ちなみにこれは、数年前、「トイレの神様」なんて歌が流行ったときに、「なんかこれ、あながち嘘じゃないかもな」なんてことを思ったのがきっかけでした。
それまでは、日々の家事に追われ、トイレ掃除は自分の中で決して優先順位の高いものではなかったんです。
前述のとおり、毎日やらなくてもそこまで汚れるわけじゃないし…と思っているうちに、3日に1回、週に1回…と掃除の頻度も下がっていって。
そうするとなんだか他の箇所の掃除もやる気がなくなり、物は散らかってなくてもなんとなく空気が淀んだ部屋だなあ…なんて思うこともしばしば。
そしてまたそれがストレスでした。
けど、歌になんとな~く感化されて、毎日掃除するようにしてみたら、驚くほど気分がいい。
気分がいいと、他の家事もはかどるし、そうすると自分の機嫌が良くなる。
私の機嫌がいいと、つまらないことで夫と衝突することも減り、家の中が明るい雰囲気に。
それ以来、朝の日課として、欠かせない!というのが私の中でのジンクスです。
50歳、男性、良い事と悪い事は4年おきにやってくるジンクス
50歳ともなると人生、いろいろと経験を積んでいるものです。
僕みたいに割と長い人生の中で自分に訪れる幸運と不幸って一定の周期があるんだなと最近、すごく分かってきたような気がしました。
僕の場合、だいたい4年くらいの周期で運勢の良い時期と悪い時期が入れ替わるというのがジンクスです。
一旦、運勢の良い時期に入るとその4年は何をやってもうまくいきます。
けれど、そんな運勢の良い時期も長くは続きません。
4年ほど経つとパッタリと良い事は僕の身には起こらなくなり、逆にその後はしばらく悪いことの連続です。
僕がこのジンクスを意識するようになったのは大学に入ってからですね。
その始まりは大学受験からでした。
僕の学力からしたらその志望校はさすがに無理だろと言われた大学受験も案外、すんなりと通ってしまったんです。
これは自分で言うのもなんですが、本当に奇跡と言っても良いかもしれません。
何しろ、高校生3年間は全く勉強もしなかったのですから。
けれどもその時に幸運をかなり使い切ったのか、大学4年間は全くと言って良いほど良い事がありませんでした。
それどころか不運の連続だったんです。
高校生の頃から付き合っていた、大好きだった彼女は親友に取られてしまうし・・・。
一方で会社に入るとそのジンクスがまたまた現実のものとなりました。
仕事は何をやってもうまくいきます。
配属された部署ではスーパー新入社員なんて言われてチヤホヤされまくり。
先輩の女子社員からは本当にモテましたね。
そんな感じで僕の人生は良い環境は大抵4年間、続きます。
そしてその後、無情にも訪れる停滞期は本当に最悪です。
そのジンクスの中で僕が学んだのは、何かを始めるのは好転期を迎えてからという事です。
この4年間というもの、本当に最悪でした。
死にかけるほどの大病をして1年近くも休職しました。
長い間、大金をはたいてカスタムを続けた愛車のバイクにアクセルとブレーキを踏み間違えた車が衝突にして全損に・・・。
母親は自宅内で転んで以後の人生、車椅子生活になってしまいました。
でも、これまでのジンクスで言うとその最悪な時期は今年で最後。
きっと来年は好転期に入るはずです。
運勢が良くなる時期を待って、僕は転職をしようと考えています。
実はとある大手優良企業からヘッドハンティングをしていただいたんです。
本当ならすぐに新しい会社に行くものですが今、転職するよりジンクスを守って来年にした方が良いと思い、ちょっとわがままを言って待ってもらっています。
ジンクスって本当にあるものですよ。
そんなの迷信だろと思っている人っていると思いますが、僕の経験で言えば、間違いなくジンクスってきちんと守ったほうが良いですね。
人生を好転させたい人、自分にとっての良いジンクスを見つけてみると良いですよ。