私のジンクス体験談

42歳 女性 神参りをするときは必ず直行直帰で寄り道厳禁

40代の主婦です。

私は子供の頃から旅行前や試験の前には近所の神社、通称「お稲荷さん」にお参りにいって旅の無事や試験の合格をお願いしています。

神社と言っても、神主さんがいるような大きな神社ではなく、個人が建てた小さな祠といくつかの鳥居があるだけの本当に小さな神社です。

しかし、私や私の家族の生活には非常に密着していて、お願い事があると小さい時から必ず手を合わせに行っていました。

歩いて5分程度の場所にあるため、お稲荷さんに行くときには家から直接行き、そのまま直接家に戻る、所謂「直交直帰」です。

しかし、たまたま旅行前日にお稲荷さんにお参りに行った帰りに、旅行の当日の朝食用のパンを買いたくて家に真っすぐに帰らず、途中でコンビニによって買い物をしてから帰ったことがありました。

そのときは特に何も気にすることは無かったのですが、そのときの旅行では化粧品を忘れてしまったり、食べたいと思っていたレストランが臨時休業だったりと、想定外のことが沢山起こりました。

これは、お稲荷さんにお参りに行った帰りに寄り道をしたからではないだろうか?と思い、それ以来お稲荷さんにお参りに行くときは、「直行直帰」を徹底しています。

コンビニに行きたいと思ったときは、一回家に帰ってから、もう一度コンビニに行くという徹底っぷりです。

だからと言って旅の忘れ物が全くなくなる訳でもありませんし、想定外のことはそれ以降の旅行でもよく起きましたが、毎回、想定外のことが起きても、大事には至らず大難が小難ですんでいます。

これはお稲荷さんが守って下さっているからだと私や私の家族は信じています。

だから、寄り道をしたことと旅先での想定外の出来事の間に科学的な因果関係など全くないと頭では分かっているのですが、神参りには「ついで」はしないと決めました。

ようは気持ちの問題で、心のどこかで「お稲荷さんにお参りにいくのに、ついでに何かしてしまったのは、神様に対して失礼なことだった」と後ろめたい気持ちがあったのでしょう。

だから、旅行中も何か心に引っ掛かるものがあり、ちょっとした出来事も悪くとってしまったのだと思います。

私にとっては神参りを直行直帰することが旅などの日常から離れた何かをするときに心の安定を保つ効果があります。

ジンクスは一般的には科学的な根拠などないものが多いですし、私のジンクスも当然科学的な根拠などありません。

しかし、それによって心の安定を保てるならば、十分な効力があると思っています。

だから、他人がやって良かったジンクスを自分もやってみたけど効果が無かったというのはごく自然なことで、自分自身のジンクスを作ることがよいと思っています。

50代 女性 陣痛がくるジンクス(娘の出産時)

私は50代の主婦で、未婚で子どもを産んだ娘と、孫と一緒に暮らしています。 その娘が出産した時のことになります。 孫が小学二年ですので、約8年前のことです。 娘が、友だちから聞いたらしいのですが、産み月に入ったら、焼肉を食べてオロナミンシCを飲むと陣痛がくるというジンクス。 娘は初めての出産だし、シングルマザーですので、いろいろ不安もあったかと思います。 10か月に入ると毎週検診に行かねばならず、病院の費用もかさむし、早く産んで、仕事もしなくちゃいけないし、といろいろ考えていたようで、一日でも早く産みたいと思っていたようです。 それで、10か月に入った36週目の検診の後、私は娘と焼肉屋さんに行ってランチをしました。 出産に備えて体力つけとくかね、などど話しながら、ハラミ定食を食べました。 そして帰り道にスーパーに寄って、オロナミンCを購入しました。 肉の油とシュワっと炭酸で押し出されるっていう感じなのかしら?などど、冗談まじりに話しつつ、その時は何も起こりませんでした。 その一週間後の37週の検診の後も、念入りにやっとくか!と、2週続けて検診後のハラミ定食、そしてオロナミンC。 37週の検診でも、まだ出産の兆候はないとのことでしたので、初めてのお産だし、今週も無いかなと考えていました。 ところが、その2回目のハラミランチとオロナミンCの直後から、なんとなくお腹が痛くなってきたそうで、夜には痛みが増してきて、翌日の朝、娘から連絡があり、どうも始まってるみたいだとのこと。 タクシーで入院するように指示して、私は午前中パートの仕事を済ませてから病院に向かう予定にしました。 初産だし、前日にまだ兆候がなかったのだから、そんなに急激にすぐに進むわけがないと思っていたのです。 昼過ぎに病院に行くと、娘はすでに分娩室に入って、なんともうすぐ産まれると言われ、とってもびっくりしました。 私が着いて間もなく、娘は無事に赤ちゃんを出産しました。 あれから7~8年たった今でも、あの時の焼肉とオロナミンCのジンクスのことはよく話しにのぼります。出産の体験談サイトとかにもない話ですが、面白いですね。 あなたはハラミの油とオロナミンCの勢いで生まれてきたんだよ~などと孫に話したりします。 孫の誕生日の前日は、ハラミ記念日となり、焼肉屋さんでハラミ定食を食べることが恒例となっています。 焼肉とオロナミンCのジンクスは、うちの場合はとても効き目があり、早い出産にも繋がったし、楽しい思い出としても、語り継がれています。

29歳女性、図書館近くの良いお店

私が大学生の頃から大切にしているジンクスがあります。

それは、「図書館の近くにはおいしいパン屋さんかケーキ屋さんがある」ということ。

高校を卒業してひとり暮らしを始め、都内の大学に進学した私。

友達もまだおらず、頼れる親戚もいない状態で、学校で授業がある時間以外はすることがありませんでした。

単位を早く取り終わるために、講義の数も詰めていましたし、まずは新しい生活になれるためという気持ちもあり、アルバイトはせず。

自由な時間がかなりありました。

とは言え暇な時間が多く、それでも家でだらだらするのがもったいなく思う性格。

在学中4年間は住む土地だからと、暇さえあれば散歩をしていました。

自宅と駅を基点に、毎日いろんな方向へただただ歩き、頃合いで引き返す。

商店街も住宅地も、幹線道路沿いもあちこち歩きました。

そしてある日、大きな図書館を見つけ、たまたま入ってみました。

もともと本は大好きでしたが、買うばかりで図書館は利用していませんでした。

実際使ってみると、図書館というのはとっても便利。

魅力に憑りつかれ、それからは図書館へ通う日々が始まりました。

図書館に「貸出ポイント」や「ログインボーナス」があれば、相当溜まっていたと思います。

館内でお気に入りの席をいくつか見つけ、そこでのんびり雑誌や写真集を眺める。

重たい文学全集をぱらぱらめくり、興味のある小説だけ選んで読む。

本を選ぶふりをしながら、来館してくる他の利用者さんをこっそり観察することもありました。

そろそろ帰るかという頃に貸出本を選び、家に持ち帰ってのんびり読んで、次の日また返しに行って帰りに選んで・・・。

大学1年生の1年間はそうやって過ぎていきました。

その図書館の近くに、小さくてかわいいケーキ屋さんと、パン屋さんか2件あり、たまに買って帰っていたのですが、どこもとてもおいしい。

住宅地価格なのでお手頃でしたが、リピート買いしたくなるおいしさで、良く行きました。

その後何回か引っ越しをし、そのたびにいちばん近い図書館を見つけて行ってみるのですが、いまのところ図書館の近くにはパン屋さんかケーキ屋さんが必ずあります。

そして、どのお店もとてもおいしいのです。

奇をてらったり気取ったところはなく、しっかりきちんとおいしい、何度行っても飽きないお店。

現状私の場合、6つの土地で確信しているジンクスですが、法則性は謎のままです。

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